コスプレイヤーは身体が資本/良い整体・整骨院探しについてまとめ

細身の人が多いのもあるのか、周囲では不健康で整体や病院通いしてるコスプレイヤーが少なくないです。

データでも衣装でも制作作業というのは同じ姿勢が続くせいか、肩こりや腰に負担がくることも多いですよね。

私は比較的健康なのか、普段はあまりそういう場所にお世話にならないのですが、謎に右肩を痛めたので近所の整骨院に行ったらヤブで、生まれてはじめて右半身全体が謎のコリに悩まされることになりました。

四十肩ってやつかと思ったけど、さすがにまだ早いんよ…上にはあがるし…

これはいかんなと、TL上の知恵者たちに新たな整体を探したい旨をエアリプしご意見を求めたところ、整体・整骨探しにとっても役に立つ情報をいただけたので、今回は(も?)めちゃくちゃ地味な内容ですが、情報共有用の記事です。また引っ越したりして病院探しをすることになるかもしれない将来の自分用のメモを兼ねています。

長く付き合える整体院を探すのってけっこう難しいんですよね。以下、わりとガチ目に治療ができるオススメ整体・整骨院を探す際のポイントまとめです。

目次

まず、整体と整骨と整形外科の違い

どこかが痛かったらとりあえず整体…というイメージなんですが、整体だったり接骨だったり整形外科だったり、言われる場所がいろいろかつごっちゃになったので一度整理します。

大前提として、私が行きたい場所は筋肉や骨の収まり具合が悪いのを治療してくれる場所です。

整骨院

皮膚の損傷がない骨折・捻挫・打撲・など、手術の必要のない怪我(筋肉や間接、骨を温熱や手技で戻す・治す)、エコー診断で診て欲しいなどに行く。ジャンルとしては医業類似行為で、先生は柔道整復師資格が必要。ちなみに=接骨院で、こっちは古い言い方みたい。へぇ〜。

整形外科

骨折、手術が必要な怪我、悪性腫瘍などや、レントゲンやMRIの必要がある場合に行く。いわゆる「病院」であり先生は医師なので、医師免許資格が必要。切ったり縫ったり薬を打つ場合はこっち。

整体院

整体院はリラクゼーションなどが目的のため、治療行為はなし。もちろん健康保険は利用できません。とはいえ、マッサージ師・指圧師はあん摩マッサージ指圧師資格が必要。整体、カイロは民間資格があればOK。

ふむ。ということは、私が行きたいのは整骨院。マッサージとか気持ちは良いけど具合が良くなるわけじゃないゆるふわイメージだったのは整体院だったんだなぁ。整体ってひとくくりに言ってました、反省。

定義がはっきりしたところで、以下、一般に整体という言葉で総称してしまいがちな内容ですがきちんと「整骨」として話を進めます。

整骨に行く必要のある人とは

整骨の話になるとたまに聞くのが「行った方がいいのかなぁ?」という話。結論から言えば、不自由が生じていなければ別に行かなくても良いと思います。

そういう人の場合、整体に行ったら絶対に言われる

  • お風呂にしっかり入り、身体を温め冷やさない
  • 散歩やラジオ体操で良いので、毎日適度な運動をしてあげる
  • 要するに代謝をしっかり高めて健康に過ごす

これを守ってちょっと意識の高い生活をしていたら不調はなくなるのでは。

逆に、整骨に行くべきなのはすでにどこかしらに痛みや不具合が出ている人

ちょっとずつ悪くなっていくとそれが普通になってしまうので忘れがちなんですが、本来痛みを伴う不調が慢性的にあるのは普通ではありません。なので、それは治療してスッキリする方がいいよねという話です。

特に外反母趾や腰痛は悪化すれば生活に支障がある他、違う部位にも影響があるので(私の場合は腰の歪みから肩や首のコリから外反母趾まで全体に悪い影響が…)しっかりとした先生に一度診て貰うのがオススメ。肩こりも常に痛みがある、それがつらくてストレスになるというのは異常なので原因を取り除いた方が良いです。

ただ、この手の慢性的な不調は保険対象ではないので自費診療になり、一回数千円かかっちゃうのがネック。それでも具合が悪くなって日々をストレスフルに不便に過ごすより、早めに直した方がコスパ良いと個人的には思っています。

なぜ整骨院探しは難しいのか

最初に述べた通り、整体と整骨がごっちゃになっているのもあり、住宅街などは特に玉石混交でたくさんの院がある。だからその中から「ちゃんとした」ところを探すのはなかなか難しいです。

ちゃんとした整骨だと入らなかった力が入るようになり、歪みで左右差が出た手脚の長さがちゃんと同じに戻ったりと、わりとわかりやすく結果が出ます(過去、私は出ました。もちろん一回でぜんぶが治るわけではないんですが、施術前後の違いは確実に出ます)。

治療を受けても痛みがなくならなかったり、よくわからなかったり、よくある「揉み返し」などが出る場合や謎の「好転反応」にはのんびり構えず、違う先生に行くのが吉だと私は思います。

同じ先生に相談してもできるなら最初から治してくれてるわけで…スッと予約取り消して違う院に行くのが良き…

たとえ名医がいても、自宅から通えない距離だったりすると意味がないので、

  • ある程度近場で
  • ちゃんとした治療が受けられて
  • 先生との相性が悪くない

と、複数条件を満たすことが必要になります。これが難しい…

腕が良い先生でも人間性が合わないと無理なので、腕さえ良ければって訳じゃないのがまた難しい。

整骨院探しの方法

一番良いのはリアルな口コミ・紹介です。私も今回はお友達からの情報で新しい整骨に言ってみようと思っているのですが、そういう具体的な話がなかった場合は主にネットでの情報収集になりますよね。

そこで気をつけたいポイントがいくつかあるのでメモします。

情報収集時のポイント

検索時は「整骨」「柔道」「スポーツ」などのワードが入ってるか

きっちりと「治療」を行えるかどうかが重要。間違えて「整体」で行くとマッサージで気持ちよくリラックスするだけで終了します。

整骨院なら柔道整復師、整形外科なら同じく柔道整復師か理学療法士であるか

身体のプロである国家資格を持つのがその人たち。大前提だとしても、きちんと資格を持った先生であるかは自分でも確認しておきましょう

院長が自ら施術しているかどうか

院長がすごくても施術者が違ったら意味ないもんね。

チェーンよりは個人院な気がする

これは完全に個人的な感覚なので、良い先生がいれば個人院でもチェーンでも変わらないと思います。ただ、個人院はほぼ院長=施術者で責任をもって診ることが多い。チェーンはベッドも患者数も多めでその分ちょっと流れ作業になっているのでは、という感触がありました。

なので指名で行く以外はあんまりわざわざチェーンを選ぶメリットはなさそうと今は思っています。

Googleの口コミは話半分で見る

多くの院やお店で「Googleの口コミに書き込んでくれたらポイント(または粗品)プレゼント」などをしているので、プレゼント欲しさに高評価(受付で実際に口コミを見せて確認をとることが多いため、当然悪く書く人はいない)を入れる人がいます。

私が行ったヤブ院も大変評価が高かったのですが受付にはやはり「口コミ書いてくれたらポイントサービス」表記がありました。話半分で見るのが良きです。

他、整骨で気をつけておきたいことなど

以下は情報収集の際の話以外に覚えておこうと思ったこと。実際に行ってみての感触も大事だし、治療自体への患者側の知識も大切だなぁと思いました。

流れ作業で皆に同じことをしていないか

これは行ってみての話。過去はちゃんとしていた先生でも、今の患者ときちんと向き合っているかどうかが重要です。流れ作業されているなと感じたら×

自費診療と保険診療について

身体のメンテとして通う場合はほとんどが自費診療になると思いますが、理由が直近のもの&明確ならその部位のみの治療として保険診療が可能です。

保険診療なら一回500円とかなので通いやすいし、ヤブで自費診療するのはほんとに悲しいから最初は保険診療でお邪魔するのが理想です。腕が良かったら自由診療でも通いたくなると思う…ほんとに…

ちなみに、整骨院系は同月に同部位での保険診療受診は複数院では受けられません(重複受診になるという理由らしい)。整骨院から整形外科の場合は可能らしいのでそこは相談してみてください。

電気治療とかの意味

これは物理刺激で血流促進をし、手技の効果を高めるためだそうです。

あれって「とりあえずなんとなく」電気流してるのでは疑惑をずっと抱いていたので、すまんかったと思いここにメモしました。ちゃんと意味があるんだね〜!(そりゃそうか)

整形外科か整体か

レントゲンなどの必要があるようなケースは整形外科行くのが早いみたい。こだわる整骨の先生はレントゲンとってきてくださいと言うこともあるそうなので、逆に手元にそういったデータがあるなら初診の際には持っていくとスムーズかも。

どうでもいいけど絶対腕が落ちそうになるので、私は整体の施術ベッドが苦手。

良い整骨院探しについてまとめ

以上、リプでいただいた整骨に関する知恵を、忘れないように自分のためにまとめたメモでした。

あげてきた条件にハマったから必ず正解ともかぎりませんが、ヤブに当たる確率を下げるために上記内容はしっかり調べて行くのは大事だなと思います。

ちなみに、私が最初に整骨のお世話になったのはコスプレの大道具作りで腰をいわしたせいでした。中腰で何時間も塗装をした結果、人生初となる腰痛に悩まされることに…

皆、無理な姿勢での制作は絶対にやめようね…!!

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