Fairlightアレルギーだったのですが、動画で最優先すべきは音質だ……とわかってきました。
で、TL自体への微調整ならさほど手間じゃなくできることがわかったので、いくつか音声関係の自分用メモです。すぐに忘れるので、一番自分のブログを見返して読みながら実践してるのは自分だと思うw
音質改善
ノイズリダクション、ボーカルチャンネルでだいたいはいけるんだけど、環境が悪かった場合などにはさばききれない。そこで、ホワイトノイズだったりキンキンしていたりを自分で調整できるのがこれ。
Fairlightページで、該当タイムライン(ここではA1)のEQのところをダブルクリック。EQタブを開く。

Band1と6のボタンをクリックしてそこもオンにする。
①は低域、⑥は広域。形を操作して聞こえない部分自体をカットしていく。
⑤上げれば明瞭度が増すが、やりすぎると耳障りになるため、やりすぎないこと。
③④を持ち上げて左右に動かしながら、消したい音域を探す。見つけたら、下げて音を消す。
ぶつ切りカットの音声を一括自動で自然に繋ぐ(クロスフェード)
千切りにした音声クリップを一括自動で綺麗に繋いでくれる方法。
まず設定。Fairlightページで、メニューバーの「Fairlight>バッチフェード設定」でウィンドウを開く。

全部をONにして、長さを左から3,2,3に。真ん中の選択肢が「レベルを維持」になっていること、既存を上書きにはチェックが入っていないことを確認したら、適用を押せばOK。
そうしたら、そのまま自然につなげたい音声クリップ群をまとめて選択し、「Fairlight>バッチフェードを適用」を選択。
音声クリップだけ消しちゃった場合
あるあるのパターン。こんな時は、該当映像クリップを選択して、プレビュー画面右下にあるアイコン3つの一番左(四角に▲が2個ついてるやつ)をクリック。

すると、自動でソース映像になる。選択部位までちゃんと表示されてるので(ズレてる時もある)そのまま音声アイコンを引っ張ってドラッグ&ドロップすれば元通り。
映像と音声のリンクは切れているので、配置したら「⌘+Option+L」で2つをリンクさせておくほうが良い。
これでもう必死でソースを遡って音声がどれかわからずキレて編集を投げ出す必要はないのだ。
ついでに、同時収録の音声位置を揃える
以下、テキストでのメモのみです。まずは、映像、または音声クリップをTLに配置。
2つを選択し、右クリック。「クリップを自動整列」を選択、基本は波形で揃えるでOK。なんかうまくいかない時はタイムコードで揃う場合もある。
なお、メディアソース欄から一括で映像に同期させることもできる。コマンドまたはCtrlキーを押しながらメディアソース欄でそれらを選択し、(あるいはすべてを選択し)右クリック。「オーディオの自動同期」を選択、また波形を選択、チャンネルナンバーは自動、他の選択肢もオフのままでOK。こうしておくと、映像クリップの「右クリック>クリップの属性」のオーディオ項目から、リンクされたチャンネルという項目でさきほどリンクした音声データを選択することができるようになる。
さらについでに、クリップの順番の入れ替え方法
クリップの順序を入れ替えたい場合。単一クリップでも複数クリップでも可能です。
まず順番を変えたい映像クリップを選択。クリックする以外に、再生ヘッドを置いて「Shift+V」でも選択される。
次に、「⌘+Shift+,(カンマ)」で選択クリップが一つずつ左に移動。「⌘+Shift+.(ピリオド)」で右に移動。
複数クリップを選択している場合、選択クリップ自体の順序は変化しません。
手動にしたい場合、「Shift+⌘」を押した状態で選択クリップを掴んで移動させたい先にドラッグすると、そこにスポンと収まってくれます。ただしスナップがONになっていること(「N」を押せば切り替わる)が条件です(磁石マークがオンになっていること)。移動先がクリップの切れ目ではない場合、移動させるクリップで移動先のクリップを分割することも可能です。
なお、移動を自力でやりたい場合、「Option+Altキーまたは「Y」」で、再生ヘッドより右のクリップを一括選択というショートカットもある。これだけでもかなり楽ちんになる。
さらにクリップの音声だけをちょっといじりたい場合
OptionまたはAltキーを押しながら、変更したい方のクリップを操作するだけ。縮めたり伸ばしたり位置をずらしたりが、リンクを切らずに行えます。
小さいことですが、手間が激減してらくちん〜。
さらにさらに、複数クリップのお尻を一括で揃える方法
動画の終わりとか、意外とそういう箇所ってあるよね?
トリムツールを選択、または「T」を押してから、該当クリップたちをまとめて選択。すると選択クリップたちのお尻がハイライトされる。切りそろえたい位置に再生ヘッドを置いて、そのまま「E」を押せば、お尻が自動で同じ位置に揃う。
たぶんもっと色んな機能がある
Davinti Resolveのノウハウは他に比べて少ないと感じていましたが、YOUTUBEのオートダビング版が始まったおかげで参考にできる解説動画が爆発的に増えました。もっと早く知りたかった…という小技が流れまくっているので、また自分用メモとして更新していきたいところです。
ほんとにすごい。私はわりと早々に課金したけど、無課金でもほぼできるの、ほんとに素晴らしいソフトだと思う。Davinti Resolve。
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