DaVinci Resolve|劣化なしで映像を再出力&利用する方法【ProRes書き出し】

noimage/photoミネ様

今回も自分用動画ソフトメモです。なぜなら最近コスプレより動画を作っているから…

さて、「カット編集済みのメインタイムラインを一度書き出して、その映像を別のタイムラインでAB比較的に並べたい」って時に、DaVinci Resolveで画質を劣化させずに書き出す方法は、【ProRes設定で高品質出力】すること。

劣化してないデータが欲しいなら、DaVinci Resolveでは「中間コーデック(非圧縮・可逆圧縮系)で出力するのが最適ということです。

手順をざっくり書くと以下のようになります。

■ 劣化しない出力方法

  1. Deliverページ(書き出しタブ)に移動
  2. 書き出し設定で以下を指定:
    • Format(フォーマット)
      → QuickTime(MacでもWindowsでも安定)
    • Codec(コーデック)
      → ProRes 422 HQ(Mac)
      → DNxHR HQX(Windows)
      ※どちらも「中間コーデック」で再圧縮劣化がほぼない
    • Resolution(解像度)
      → 編集してたタイムラインと同じ(例:1920×1080とか)、ただし拡大して寄りたいなら4Kにしとくとマシ
    • Frame rate(フレームレート)
      → 同じ(編集タイムラインと一致させる)
    • Export Audio(音声出力)
      → チェック外す(不要なら)
  3. ファイル名をつけて「Add to Render Queue」→「Render All」

■ ポイントと手順

重要なのは出力形式で、極力綺麗な状態を出して、そのまま再利用すること。

  • ProRes 422 HQやDNxHR HQXは「高画質で編集向き」だから、再インポートしても劣化しない。
  • h.264/h.265で出すと圧縮されてブロックノイズや階調落ちが出るからNG。
  • 書き出し後、それを新規タイムラインに配置して、左右にトリミングして並べるだけ。

■ 普通に書き出す(H.264で書き出す)が画質劣化する理由

H.264(MP4とかでよく使うやつ)は「最終配信用の圧縮コーデック」。端的に言うと「再編集前提」じゃなくて「見せる専用」パッケージ済み状態。

これをまた加工に使って保存をかけることは、画像でJPEGを何度も保存するのと同じ。ブロックノイズやモスキートノイズが増えちゃいます。

詳しく言えば以下の通り。

  1. フレームを全部保存してない
    • H.264は「Iフレーム(基準)+P/Bフレーム(差分)」方式。
    • 例えば30fpsでも実際には1秒間に2〜3枚しか“完全な”フレームがなく、残りは「前後フレームとの差分データ」だけ。
    • だから再編集で再圧縮すると、どんどん劣化してく。
  2. 色情報が削られてる(サブサンプリング)
    • 一般的なH.264は 4:2:0
    • RGBの「色(クロマ)」情報が間引かれてる。
    • グラデーションや肌の階調が壊れやすい。
  3. ビットレートが低い
    • ファイルを軽くするためにデータを間引いてる。
    • 高ビットレート設定しても“圧縮方式自体”が非可逆だから、一度圧縮した時点で元の情報は戻らない。
  4. 再エンコード地獄
    • 編集→H.264書き出し→また編集→再書き出しってやると、非可逆圧縮を何重にもかけることになる。

■ 対してProResはどう違うか

  • 全フレームIフレーム(全部保存)
  • 4:2:2の色情報保持
  • 高ビットレートで再圧縮してもほぼ劣化しない

こちらは完全に編集作業に向いた「中間コーデック」。データは重いけど、そのぶん画質が崩れない。

■結論

H.264は「完成品を納品・YouTubeに上げる用」、ProResは「中間素材・再編集・AB比較用」。

もしPCスペック的にProResやDNxHRが重い場合は、「Render CacheをSmartにしてキャッシュ動画を使う」という裏技もあるけど、後々管理が面倒になるから最初から中間コーデックで出しとくのが安全。

作業効率の観点でも、複数のバージョンを並べたい時は「マスタリング前のProRes書き出し」を基本にした方が良い。

目次

ちなみに美肌入れたいからCapcut挟む場合はどうか

CapCutでの出力はProRes422でOK。

■ DaVinciでの最終書き出し

ProRes 422 HQ 推奨(HQの意味がある)

■ CapCut → Resolve に渡す「中間素材」

ProRes 422 で十分(HQにする意味ほぼ無い)

CapCut内部の美肌やエフェクトは、元動画が HD だったら HQにしても“劣化した内容を高ビットで包むだけ”。

Resolve側でさらに編集・出力するので、中間素材の時点で HQ にしても画質的な得はほぼゼロで、容量だけムダに巨大になる。

だからここは ProRes 422 で十分。(422はLTより“適度に強い”ので安心)

■ まとめ(超シンプル)

Resolve → 最終書き出し:ProRes 422 HQ(YouTube耐性が高い)

CapCut → Resolve:ProRes 422(HQ不要)

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